M様邸 ソーラーサーキットの家 (兵庫県明石市東二見町町) |
リブニア掲載記事 日本の住まい正統派
LiveNear(リブニア)2008年7-8月夏号に掲載された記事より。
「日本の住まい正統派。」 2008年6月完成 ソーラーサーキットの家
兵庫県明石市M様邸
古くも新しい日本の家
今月の取材は、この6月に完成お引渡しを待つばかりのM様邸。ソーラーサーキットの家だ。木目調のサイディングときっぱりとした白がどことなく日本的な外観は京都の町屋をイメージして作られた。
玄関を入り、タイルが敷き詰められた廊下に足を置くと…ひんやりした感触がなんとも心地よい。タイルは奥様のご希望。昔の家の土間のイメージ。夏、家に入るとひんやりしている、あの感じ。地面の熱(夏は冷)の恩恵を受けるソーラーサーキットならではである。
ただ、タイルは施工に手間と気を使う。整然と敷き詰められた目地の美しさを損なわないよう、ドアは全て天井から吊る形のものをつけている。実はこれ、工事監督の雑賀のアドバイス。打合せの時には気付かなかったが、なるほど引き戸のレールがタイルの上を走っているのは美しくないし実用にも欠ける。このアドバイスを「雑賀さんはプロだと主人は感動して喜んでいます」と奥様の笑顔にこちらも嬉しくなった。
細長い廊下には掃出し窓があり、横の坪庭のシンボルツリーの緑を観ることが出来る。この木が大きくなったら心地よい木陰になるのだろうか。
細長い廊下のつきあたりは子供部屋。小さいながらも畳のベッドや机など合理的な設計になっている。
窓から緑が見える眺めのいい家が2人の理想
この家のリビングは2階にある。「私と主人の一番の希望は窓越しに見える緑。だから二階のリビングからもシンボルツリーを見下ろせる地窓を作ってもらいました。この地窓は私たちが大切にしているものを分かっていてくれた社長からのアドバイスで後から設計に入ったものです。」
階段からダイニング、キッチン、リビング、寝室とダイナミックに繋がった空間はソーラーサーキットならでは。全館温度差の少ない高断熱が自由な間取りを可能にする。
M様の生活スタイルはオーダー収納にも取り入れられている。天井まである大容量シューズボックス。ユニデールの上の棚には絵を飾る予定。そしてダイニングにもテーブルに合わせて作ったL型の作り付け家具。「何を何処に入れるかみんな決っている」とは奥様の談。間取りにも、随所にもM様の気持ちが込められている。まさに施主様の頭の中の絵を形にした家。素晴らしい。あぁ本当に注文住宅だな、と。
当たり前だが1棟完成する毎にそこに住む方の住まいに対する豊かな感性を賞賛したくなる。RECOMの家づくりは1棟ごとにストーリーがある。(07年6月取材)




